2014年01月

新しい万能細胞「STAP細胞」、サルで実験開始 脊髄損傷を治療 ヒトでも皮膚繊維芽細胞から作成か/ハーバード大

1:チリ人φ ★ 2014/01/31(金) 08:51:03.34 ID:???
サルで実験 ハーバード大、脊髄損傷を治療
細胞に刺激を与えることで、さまざまな種類の細胞に変化できる能力を持たせた新しい万能細胞「STAP
(スタップ)細胞」を使い、米ハーバード大のチームが脊髄損傷のサルを治療する研究を始めていることが30日、分かった。人間の細胞を使った作製も研究しているという。
マウスの細胞で世界初の作製を報告した30日付英科学誌の論文を理化学研究所チームと共同で執筆したハーバード大のチャールズ・バカンティ教授が取材に答えた。人工的に脊髄を損傷してまひを起こさせた複数のサルからSTAP細胞を作製し、移植に利用する実験を2011年から始めているという。
現在は論文発表の準備をしているため詳細は明らかにできないものの、「驚くべき結果が出ている」と話し、回復効果があったと示唆。さらに「最近になって、人間の皮膚にある線維芽細胞からもSTAP細胞を作製してみたが、まだ十分に細胞の性質を明らかにできていない」と述べた。
【用語解説】STAP(スタップ)細胞体のさまざまな細胞になれる万能細胞の一種。マウスの血液に含まれるリンパ球を弱い酸性の溶液に浸し、培養して作製した。STAPは「stimulus triggered acquisition of pluripotency(スティミュラストリガード アクイジション オブ プルリポテンシー)」の略。「刺激惹起性多能性獲得」と訳される。人工多能性幹細胞(iPS細胞)より簡単に作製でき、iPS細胞から作れない胎盤もできた。


【生物】Natureに酷評&リジェクトされ夜通し泣き、デート中も研究忘れず…常識破りの新型万能細胞を開発した理研・小保方晴子さん(30)
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1391092390/
【再生】外部から強い刺激を与えるだけで多能性幹細胞の性質を持つ「STAP細胞」の作成に成功、理化研など
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1391001636/



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外部から強い刺激を与えるだけで多能性幹細胞の性質を持つ「STAP細胞」の作成に成功、理化研など

1:伊勢うどんφ ★ 2014/01/29(水) 22:20:36.72 ID:???
細胞に強い刺激を与え、iPS細胞(人工多能性幹細胞)のように様々な組織や臓器に変化する細胞を作る新手法をマウスの実験で発見したと、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)と米ハーバード大などの国際研究グループが30日付の英科学誌「ネイチャー」に発表する。
外部からの単純な刺激だけで、細胞の役割がリセットされるという発見は、生命科学の常識を覆す研究成果だ。研究グループは今後、再生医療への応用も視野に、人間の細胞で同様の実験を進める。
今回の手法は、細胞に強い刺激を与え、様々な組織などに変わる多能性を持たせたのが特徴。研究チーム代表の同センターの小保方おぼかた晴子・研究ユニットリーダー(30)らは、こうした現象を
「刺激によって引き起こされた多能性の獲得」という意味の英語の頭文字から、「STAP(スタップ)」と呼び、作製した細胞をSTAP細胞と命名した。
研究チームは、マウスの脾臓ひぞうからリンパ球を取り出し、酸性の溶液に約30分間漬けた上で、特殊なたんぱく質を加えて培養し、2〜3日で多能性細胞に変化させた。
また、細いガラス管(直径約0・05ミリ)の中に細胞を何度も通すなどの物理的な刺激や、化学物質による刺激でも多能性を持つことを確認した。リンパ球細胞だけでなく、筋肉や神経などの細胞でも、同様の結果を得た。
動物の体は1個の受精卵が分裂と変化を繰り返し、成長していく。いったん血液や皮膚、脳、内臓など体の組織や臓器になった細胞は、他の細胞に変化することはないとされていた。
この定説を覆したのが、一昨年にノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授だ。2006年、マウスの細胞に4種類の遺伝子を入れて細胞の状態を受精卵に近い状態に戻し、どのような組織や臓器にもなる多能性を持たせ、iPS細胞と名付けた。07年には人間の細胞でも成功した。
一方、STAP細胞の作製方法はiPS細胞よりも簡単で、効率が良いという。iPS細胞の課題であるがん化のリスクも低いとみられる。
(2014年1月29日21時54分 読売新聞)


Nature
Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency




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癌は容易に正常細胞や良性細胞へ変換できることを発見/鳥取大

1:伊勢うどんφ ★ 2014/01/28(火) 22:45:05.59 ID:???
鳥取大学は1月25日、クローニングしたRNA遺伝子に関連して発現変動する単一の「マイクロRNA」を悪性度の高い未分化がんに導入したところ、容易に悪性度を喪失させることができ、正常幹細胞へ形質転換できることを発表した。
成果は、鳥取大 医学部病態解析医学講座 薬物治療学分野の三浦典正 准教授らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、1月24日付けで英オンライン総合学術誌「Scientific Reports」に掲載された。
三浦准教授は、自身のクローニングした遺伝子がRNA遺伝子であり、がんの第1抗原と目されてきた「ヒトテロメレース逆転写酵素遺伝子(hTERT)」と関連して、特に未分化なヒトがん細胞において、その発現を制御させる性質を持つ特異な遺伝子として、また発がんやがんの悪性度に関わる遺伝子として機能解析をこれまでしてきた。
また、「未分化型悪性黒色腫」でも当該RNA遺伝子が増殖抑制できることを、製剤候補として「ハイドロゲル」や「アテロコラーゲン」を用いて確認してきた。そして今回、そのRNA遺伝子を「shRNA法」という遺伝子発現を抑制する手法により、10種程度のヒトマイクロRNAによって発現変動することが究明されたのである。そしてその1つ1つをがん細胞の中へ導入することで、最もがんを制御できる有効なものが検討された次第だ。その結果「miR-520d」が三浦准教授らが"驚異的"とも表現する現象を誘導したのである。
2012年2月に、京都大学の山中伸弥教授らが当初iPS作製に使用した「293FT細胞」、または未分化な肝がん細胞、膵がん細胞、脳腫瘍、悪性黒色腫細胞で、球状の幹細胞または「がん幹細胞様」の細胞へ容易に変化させ、その細胞は「P53」というがん抑制遺伝子を高発現していることが見出されている。それまでは、マイクロRNAのがんや再生医療の報告として、「miR-302」family、「miR-369」「200c」に関して多数種の併用でリプログラミングの試みがなされているが、
1つでこのような効果をもたらす報告はなかった。
マイナビニュース 2014/01/28 11:36


日経プレスリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=353873&lindID=5
サイレポ
Hsa-miR-520d induces hepatoma cells to form normal liver tissues via a stemness-mediated process




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火星に突如「ジャムドーナツ」型の石、無人探査車オポチュニティーが撮影/NASA

1:白夜φ ★ 2014/01/25(土) 22:29:32.93 ID:???
火星に突如「ジャムドーナツ」型の石、無人探査車が撮影
2014年01月25日 16:42 発信地:ワシントンD.C./米国
【1月25日 AFP】ジャム入りのドーナツのような形の奇妙な石が火星に突如、出現した。専門家らは、この石がどのようにしてこの場所に現れたのか調査を進めている。米航空宇宙局(NASA)が23日、明らかにした。
およそ10年前から火星に展開している無人探査車オポチュニティー(Opportunity)が今月8日に撮影した画像には、昨年12月26日に同じ場所で撮影した時には何もなかった地点に小さな丸い物体が写っている。
オポチュニティー計画の研究責任者、スティーブ・スクワイヤーズ(Steve Squyres)氏は同探査車が火星に着陸してから10年になるのを記念して行った記者会見で、この石について、
「ジャム入りのドーナツのように見える。外側が白く、中央部分が赤い」と語った。
さらに色については、「火星にある赤色としては珍しい深紅色だ」と説明した。火星で見られる赤は、どちらかといえば「さび」のような色が多い。
また、「顕微鏡で観察したところ、石であることは明らかだ」と説明したが、地球に住むわれわれが見たことのないような石だという。
スクワイヤーズ氏によると、ピナクル・アイランド(Pinnacle Island、先のとがった島の意)と名付けたこの石について専門家らは、オポチュニティーが回転して向きを変えた時に、はじき飛ばされて少し先まで転がったのだろうと考えている。
しかし、石が元々あったと考えられる場所を特定することはできておらず、オポチュニティーの太陽電池に隠れて見えなくなっている可能性もあるという。研究チームは今後、オポチュニティーを移動させて、その場所を確認する計画だ。(c)AFP/Kerry SHERIDAN
___________
▽記事引用元 AFPBBNews 2014年01月25日16:42配信記事


▽関連リンク
NASA
Rock That Appeared in Front of Opportunity on "Murray Ridge"






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零下196度の液体窒素に入れて凍結した後でも生きているヒル「ヌマエラビル」を発見/東京海洋大など

1:白夜φ ★ 2014/01/23(木) 21:22:45.25 ID:???
零下196度で生きるヒル発見 凍結、解凍に耐える
ほとんどの生物が死ぬ零下196度の液体窒素に入れて凍結した後でも生きているヒルを発見したと、東京海洋大の鈴木徹教授(食品冷凍学)らのチームが22日付の米科学誌電子版に発表した。
このヒルは、本州の川などに生息するクサガメに寄生する体長約1センチの「ヌマエラビル」。チームが研究用に冷凍保管していたクサガメを解凍したところ、寄生していたヒルが動きだしたのをきっかけに詳しく調べた。
その結果、液体窒素に24時間漬けて体内の水分を凍らせても解凍すると生きていた。ヒルの成体だけでなく、ふ化直後の幼体や卵も生き残った。同じ実験をした他の5種類のヒルは全て死んだ。
2014/01/23 07:02 【共同通信】____________
▽記事引用元 47NEWS 2014/01/23 07:02配信記事


零下196度でも生きるヌマエラビル。上部に口がある。体の横側に枝状の突起があるのが特徴(プロスワン提供)


▽関連リンク
・東京海洋大学耐凍性を持つヒル( 環形動物) の発見 Last Update : 2014-01-23 08:57
https://www.kaiyodai.ac.jp/topics/2101/19709.html
##【海洋大PR】耐凍性を持つヒルの発見(659.1 KB)
https://www.kaiyodai.ac.jp/topics/2101/19709/file/TUMSAT_PR20130123.pdf
・PLOS ONE
A Leech Capable of Surviving Exposure to Extremely Low Temperatures
Published: January 22, 2014
DOI: 10.1371/journal.pone.0086807




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ベンゼン環を開裂させる反応を世界で初めて発見、筑波大

1:伊勢うどんφ ★ 2014/01/17(金) 02:29:43.94 ID:???
筑波大学は、ベンゼンとシクロブタジエンが反応し、ベンゼン環(C6H6)が形式的にC4H4とC2H2の2つのフラグメントに開裂する反応を世界で初めて発見した。
ベンゼンは代表的な芳香族分子の一つで、炭素原子6個が環状に結合した安定な構造であるため、多くの有機化合物の基本骨格となっている。ベンゼンの反応は、一般にベンゼン環の水素原子を他の原子や置換基に置き換える置換反応であり、ベンゼン環構造そのものを壊す反応は、穏やかな条件下では進行しない。
ベンゼン環を壊すためには、芳香族性のもとになっている安定化の大きなエネルギーを越えることが必要と考えられる。一方、シクロブタジエン(C4H4)は、炭素原子4個からなる環状構造をもつ分子だが、非常に不安定で反応性が高いという性質を有している。
この研究では、シクロブタジエンの極めて高い反応性を利用して、ベンゼンの環構造を活性化し、その炭素骨格を壊すことに成功した。まず、不安定な構造のシクロブタジエンを単離することを試みた。シクロブタジエンにケイ素置換基と強い電子求引基を導入したところ、ケイ素基の立体電子的効果によって安定化し、単離が可能となった。
シクロブタジエンは、その環構造そのものに非常に高いエネルギーを有しており、反応性に富んでいる。これを、安定な構造であるベンゼンと反応させると、常圧・120°Cという温和な条件下でDiels-Alder反応が進行し、ベンゼン環がC4H4とC2H2のフラグメントに開裂した化合物が得られた。
これまで、ベンゼン環の開裂には高温高圧の過酷な条件が必要だとされていたが、この研究結果は、定説を覆すものとなった。
OPTRONICS 2014/1/9


プレスリリース(pdf)
http://www.tsukuba.ac.jp/wp-content/uploads/p201401081900.pdf
論文
Nature Communications
A Diels - Alder super diene breaking benzene into C2H2 and C4H4 units




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除草剤が効かない「スーパーウィード」と呼ばれる突然変異の雑草が大繁殖/米国

1:1/2@白夜φ ★ 2014/01/16(木) 23:35:11.92 ID:???
農薬の効かない雑草「スーパーウィード」、米国で大繁殖
2014年01月15日 19:33 発信地:ニューヨーク/米国
【1月15日 AFP】米国で除草剤が効かない「スーパーウィード」と呼ばれる突然変異の雑草が大繁殖している。環境運動家や研究者からは、遺伝子組み換え(GM)作物が原因だという声も上がっているが、業界の大手各社はこれを否定している。
米科学誌サイエンス(Science)9月号に発表された研究報告によれば、除草剤に対する耐性をもったGM種子が開発されたために、除草剤が過剰使用されていることが原因だと、多くの科学者が指摘している。
「除草剤として世界で最も普及しているグリホサート系の農薬が効かない雑草が、米国内の大豆や綿、トウモロコシ農場の大部分で繁殖」している。多くは、除草剤耐性のあるGM種子を使っている農場でのことだという。
アグリビジネスの市場調査会社、ストラタス(Stratus)の最新調査によれば、グリホサート系除草剤が効かない雑草が生えていると答えた農家は、
2011年には米国の農家全体の34%だったが、2012年は49%と半分に迫っている。
■問題の除草剤とGM種子、共にアグリビジネスの産物
グリホサートは米国で最もよく使われている除草剤で、1970年代に米アグリビジネス大手モンサント(Monsanto)が開発した。
「ラウンドアップ(Roundup)」の商品名で市販されている。同社はまた1996年にグリホサートに耐性のあるGM種子を初めて開発した企業でもある。
モンサントのライバル企業の一つ、米化学大手ダウ・ケミカル(Dow Chemical)も「Durango」の名称で同様の製品を販売している。
しかし、アグリビジネス業界は、スーパーウィードの繁殖に関する責任を否定している。モンサントの広報は「除草剤の効かない雑草は、GM作物が開発されるずっと以前からあった」と反論している。米農務省(USDA)も同じく「数十年前から起きている現象」だという見解だ。
「時間とともに作物が耐性を選択する結果、自然に起きることで、すべての除草剤でみられる」としている。
またUSDAは、GM作物ではなく「農家の除草の仕方」にスーパーウィード繁殖の一因があると強調する。
GM種子と一緒に、モンサントや競合他社が開発したグリホサート系農薬を使っていることが問題だという主張だ。
ダウ・ケミカルの広報も「問題は、過去の除草剤耐性作物の栽培システムが、グリホサートの過剰使用につながったことにある。他に有効な除草法を、農家が見つけられなかったからだ」と述べている。?
___________
▽記事引用元 AFPBBNews 2014年01月15日 19:33配信記事


http://www.afpbb.com/articles/-/3006577?pid=0&page=2



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宇宙空間を漂う無数のデブリ、漁網で除去へ 町工場とJAXA協力し開発

1:伊勢うどんφ ★ 2014/01/11(土) 23:20:49.36 ID:???
人工衛星やロケットの残骸など、宇宙空間を漂う無数のデブリ(宇宙ごみ)を取り除くための実験が2014年早々、宇宙空間で本格的に始まる。高速で飛ぶデブリに網状のアルミ製ワイヤを接続して発生する磁力で減速させて大気圏に落とす。デブリ除去のためのワイヤを宇宙空間で展開するのは世界初の試み。その最先端技術を支えているのは中小規模の町工場の力だ。
2004年4月、広島県福山市を本拠とする「日東製網」(本社・東京)に宇宙航空研究開発機構(JAXA)から問い合わせがあった。
「金属のひもで網が編めますか?」。質問したJAXAの河本聡美・主任研究員は「メーカーに片っ端から協力を依頼して何度も断られた。わらをもつかむ思いだった」と振り返る。漁網が主力製品の同社の技術者らは、不思議に思いながらも引き受けることにした。
上空700〜1000キロに集中しているデブリは過去に打ち上げた人工衛星やロケットの部品が大半で、超高速のため宇宙船にぶつかれば大事故になる。全体の数は1億個以上。危険な10センチ以上のデブリ約2万2000個は動向が把握されているが、年々増える小さな破片は既に対策が不可能な量という。09年に起きた米国とロシアの衛星衝突事故以降は特に増加ペースが加速しているが、人工衛星による回収実績はこれまでわずか数個にとどまっている。
JAXAが研究しているのは、大きめのデブリに長さ数キロの網状のワイヤを取り付けて磁場を発生させ、1年ほどかけて移動速度を下げることで地球に落とすという方法だ。大半のデブリは大気圏での摩擦熱で燃え尽きるとみられ、最もコストのかからない除去方法と考えられている。河本さんはワイヤの強度確保のため、幅10センチほどの網型にすることにしたという。
日東製網の技術者・尾崎浩司さんは「引き受けてから10年、商売にならなくてもものづくりのプライドだけで続けました」と話す。材料に提供された太さ0.1ミリのアルミ線は折れやすいため編むのが難しく、100メートルの発注に1メートルしかできなかった時もあった。だが漁網で培ったノウハウで機械の改造を繰り返し、07年にはJAXAと連名で特許も取得。09年には漁網用を改造したデブリ除去ワイヤ専用機を完成させた。
2014年3月までに打ち上げ予定の三菱重工のロケットに搭載される香川大学の人工衛星が、初めて長さ300メートルの網状のワイヤを宇宙空間で展開し磁場を発生させる実験に挑む。同大工学部の能見公博准教授は「日本は宇宙での実験がまだ進んでいない。伸ばしたワイヤに磁場を発生させるのはどの国もまだ成功しておらず、デブリ除去に使えるという証明になる」と説明する。JAXAは15年には長さ数キロのワイヤを使い本格的なデブリ除去実験を始める計画で、19年の実用化を目指す。河本さんは「町工場のものづくりは日本の力。手遅れになる前にここまでこられたのは、民間の技術力のおかげ」と感謝する。水産学の学位を持つ尾崎さんは「海の研究をする僕らの工場が宇宙に関わるなんて想像もしなかった。何とか実験が成功してくれれば肩の荷が下りる」と空を見上げている。
毎日新聞 1月9日 12時19分配信




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産技研の研究者の阿部さん「大量のエネルギーを浪費するリニアは、社会の省エネ化の努力に水を差す」との論文公開

1:伊勢うどんφ ★ 2014/01/11(土) 22:53:30.67 ID:???
エネルギー問題からリニア中央新幹線の是非について議論を深めようと、独立行政法人・産業技術総合研究所
(茨城県つくば市など)の研究者が、自らの論文をインターネットで公開している。
「大量のエネルギーを浪費するリニアは、社会の省エネ化の努力に水を差す」などと批判している。
公開しているのは、阿部修治同研究所評価部首席評価役(59)。論文「エネルギー問題としてのリニア新幹線」は、雑誌「科学」(岩波書店)の2013年11月号に掲載され、
「市民がリニアについて考える材料に」と出版元の協力を得て公開している。
論文では、JRの公表数値などを基にリニア走行の消費電力量などを予測、既存の新幹線と比べた。乗客1人当たりの消費電力量は▽既存の新幹線と同じ時速300キロで走ると約2倍▽同500キロで走行した場合は300キロで走る新幹線の3・5倍−となる試算を示し、リニアのエネルギー効率の悪さを指摘した。
走行時の「抵抗」にも言及。車輪走行の機械抵抗を受けない一方、空気抵抗の増大化や、電磁力の利用で生じる
「磁気抗力」の追加などから、「全速度領域で新幹線よりエネルギーを消費する」としている。
福島第1原発事故後、省エネ化の社会的要請が高まっている中、リニアは「時代の流れに逆行する」とし、超音速旅客機コンコルドが普及しなかったことも踏まえ、「背伸びする技術は特殊技術にとどまり、普及することはない」と強調した。
阿部さんは「現状のリニア技術は受け入れ難く、無理な導入は将来の負債やリスクとなる懸念もある」と話している。
論文は同研究所のホームページ内(

)からダウンロードできる。
2014年1月8日 カナロコ




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無重力ではフライドポテトは美味しく揚がらないことが判明、3G環境下で最適な揚げ物ができる

1:ベガスφ ★ 2014/01/09(木) 13:03:01.49 ID:???
"ゼロGでの揚げ物は危険かつ難しい宇宙ではフライドポテトは美味しく揚がらないことが判明"
ギリシャの研究者は2013年12月、無重力ではフライドポテトが美味しく揚がらないことを実験により確かめるとともに、遠心重力装置により3G環境下では最適な揚げ物ができることを発表した。
研究はギリシャ・テッサロニキ・アリストテレス大学の研究者John S. Lioumbasおよび
Thodoris D. Karapantsiosによるもので、ESA(欧州宇宙機関)の協力で行われた。無重力では温度による比重の違いによる油の対流、ポテト内から蒸発した水分の気泡が表面から剥離するといった現象が発生しないため、フライドポテトは油っぽくなりサクサクと揚がらないことを微小重力実験で確認したという。
研究では、さらに遠心重力装置を用いて1G以上、最大9G環境下で揚げ物実験を行った結果、対流や気泡剥離が加速された。なかでも3G状態でフライドポテト表面の気泡は最も多くかつ小さくなり、
1G環境よりも短時間でサクサクとした状態になったという。
宇宙で生活する際にフライドポテトといった食生活のバリエーションを広げることの重要性はもちろんのこと、遠心重力を利用した新しい調理方法の可能性が開けたのかも知れない。
発表論文は学術誌「Food Research International 2014年1月号」で抄訳を読むことができる
(全文ダウンロードは有料)。
(画像)


論文にはゼロG実験や遠心重力装置のほか、0〜9Gにおけるフライドポテト断面気泡分布などが掲載されている


2014年01月08日 13時22分更新


Effect of increased gravitational acceleration in potato deep-fat frying
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0963996913005929



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脱法ハーブの主要成分、脳神経細胞のアポトーシス誘導するなど強い毒性を示すことが明らかに

1:伊勢うどんφ ★ 2014/01/06(月) 22:43:32.95 ID:???
「脱法ハーブ」と呼ばれ、流通している脱法ドラッグの主要成分には強い毒性があることを、国立精神・神経医療研究センターの研究チームが明らかにした。マウスの実験で確認した。同様の毒性は人にもあると考えられ、呼吸困難やけいれん、意識障害を引き起こすリスクがある。長期の使用で薬物依存になる危険性もあるという。米専門誌電子版で発表された。研究チームは、脱法ハーブで確認された合成カンナビノイド系の化合物のうち、8種類の成分をマウスの脳神経細胞に与えた。すると、細胞数が減ったり、神経線維が切れたりするなど、細胞に対する強い毒性が確認された。さらに、一部の脱法ハーブには、覚醒剤と似た作用を示し、麻薬や指定薬物として規制されている
「カチノン系薬物」が混ざっていることが確認された。この薬物は、脳内のドーパミン神経を制御することで中枢神経を興奮させたり、陶酔感を出したりすると考えられ、薬物依存になる危険性がきわめて高い。厚生労働省は合成カンナビノイド系やカチノン系の薬物を規制対象としている。同センター依存性薬物研究室の舩田(ふなだ)正彦室長は「脱法ハーブに覚醒剤などと同様の神経細胞への強い毒性があることが確認された。未知の有害作用の危険についての認識も必要だ」と話している。(今直也)
朝日新聞社 2014年1学校 6日


Toxicology and Applied Pharmacology
Cytotoxicity of synthetic cannabinoids on primary neuronal cells of the forebrain:
the involvement of cannabinoid CB1 receptors and apoptotic cell death
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0041008X13004766



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純粋な進化論を肯定する米国人は32%、進化論を信じない、あるいは信じるとしても神による導きがあったと考える人が57%

1:ベガスφ ★ 2014/01/06(月) 23:39:18.06 ID:???
"「純粋な進化論を肯定する米国人は3割だけ」調査結果"
「進化は自然の過程だけによる」と考える米国成人は、全体の32%という調査結果が発表された。進化論を信じない、あるいは信じるとしても神による導きがあったとする人は57%だった。
米国のピュー研究所は2013年12月31日(米国時間)、進化論に関する米国人の意識調査結果を発表した。米国の18歳以上の成人1,983人を対象にして、2013年3月から4月にかけて実施した調査の結果だ。
「現代の生命体は進化の賜物である」という進化論については、現在の科学界では議論なく認められているものだが、今回の調査では、2009年にピュー研究所が行った調査結果と同じく、米国人の1/3が進化論に否定的だった
(この割合は、これまでと変わらなかった)。
調査では、人類とほかの生物は初めから現在の姿で存在したと思うか、それとも、人類とほかの生物は徐々に進化したと思うかを問われた。そして、米国成人の33%が、
「人間とその他の生物は、世界の始まりから今の姿で存在していた」と考えていた。
また、進化論に肯定的な60%の米国成人のうち、「進化は自然の過程だけによるもの」と回答したのは半分強(全成人の32%)だった。全成人の24%は、何らかのかたちの有神論的進化論、つまり、突然変異と区別できない方法で「超越的な存在が進化を導いた」と信じていた。この数字は、原理主義的宗派層ではやや高く、無宗教層ではやや低かった。
今回の調査結果では、これまでの調査結果と同じく、進化論に関して、支持政党による差が見られた。また、2009年に実施された同様の調査と比べると、支持政党による差は広がっていることもわかった。
共和党支持者は、無党派層や民主党支持者と比べて、進化論に肯定的な者の割合がかなり小さかった。さらに、共和党支持者の間では、進化論に肯定的な者の割合が、この4年間で54%から43%に低下している。
民主党支持者および無党派層に注目すると、約2/3が進化論に肯定的で、4年前とほぼ同じ数字だった。
進化論に肯定的な回答は、前回の調査結果と同様に、若い大学卒業者で多かった。
進化論を否定する者の割合は、福音派が最も大きい
(白人の福音派では、64%の人が進化論を信じないと回答し、神による導きがあったとする者も合わせると91%に上った)。これは、進化論を拒絶するあり方が、自分と同じように進化論を拒むグループとの文化的な結びつきを強化する手段になっている、という見解によって説明できるかもしれない。
2014.1.6 MON


Public’s Views on Human Evolution




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ノーベル賞確実、宇宙最大の謎「暗黒物質」解明へ…日本は先陣切れる

1:伊勢うどんφ ★ 2014/01/07(火) 10:37:48.62 ID:???
山深い岐阜県飛騨市神岡町にある鉱山跡地。地下1千メートルの坑道で、昨年秋に世界最先端のプロジェクトが動き出した。東大宇宙線研究所の「XMASS(エックスマス)実験」。目指すのは宇宙最大の謎とされる「暗黒物質」の検出だ。
ダークマターとも呼ばれる暗黒物質は138億年前の宇宙誕生時から存在する重い物質で、今も宇宙を満たしている。だが光を出さず、地球も通り抜けてしまうため観測が極めて困難で、その正体は分かっていない。
暗黒物質の正体
ノイズが少ない地下や宇宙で証拠をとらえたり、巨大な加速器で人工的に作ったりする実験が計画され、各国が発見を競っている。見つければノーベル賞は確実だ。東大カブリ数物連携宇宙研究機構の村山斉・機構長(49)は「2020年には正体が分かる可能性がある。そうなれば、すごいことだ。日本がその先陣を切る可能性がある」と話す。
なぜすごいのか。実は宇宙に存在する物質のうち、人間や地球をつくっている普通の物質はわずか4・9%で、残りは正体不明。全体の26・8%を占める暗黒物質の謎が解ければ、宇宙や物質の成り立ちの解明が一気に進むからだ。
宇宙の進化の道筋も見えてくる。初期宇宙では、暗黒物質の密度は場所によってわずかな差があり、密度が高く重力が大きい場所に普通の物質が引き寄せられ、銀河が生まれた。村山さんは「生みの親が分かれば、銀河や星、人間が生まれたストーリーができてくる」と期待する。
産経新聞 2014.1.7 08:11




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二度と戻らぬ火星移住、候補に日本人10人も

1:伊勢うどんφ ★ 2014/01/01(水) 22:36:15.71 ID:???
2025年からの火星移住を目指すオランダの民間非営利団体「マーズワン財団」は12月30日、約20万人の移住希望者の中から1058人の候補者を選んだと発表した。
この中には、男女5人ずつ計10人の日本人が含まれているという。
今後、医学的な検査や訓練などを経て最終的に24人に絞り込む。25年には最初の4人が火星に住み始め、その後、2年ごとに4人ずつ増やしていく計画だ。移住者は二度と地球に戻らない。地上での訓練や火星に居住している様子をテレビ放映し、資金を集めていく考えだ。
同財団は2013年4〜8月に移住希望者を募集。技術力や安全性を疑問視する声もあったが、世界中から20万2586人が応募した。希望者が提出した1分間のビデオメッセージや書類などを審査し、107か国・地域から1058人を選んだ。
(2014年1月1日10時39分 読売新聞)




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